フリーソフトとオープンソースソフト

世の中にはたくさんのソフトウェアがあります。
その中には、有料のものもあれば、無料のものもあります。
無料のものはフリーソフトと呼ばれます。
同じようなもので、オープンソースソフトというものがあります。
この2つの違いはなんでしょう。
それと、そもそもこれらのものをどういう考えで使っていけばいいのでしょうか。
そのあたりを私の解釈で考えてみます。

フリーソフト

私が言う「フリーソフト」は無料で使えるソフトのことを指しています。
普通、ソフトウェアは何かの役割をもって作られていますが、その目的を達成することで、世の中に何らかの貢献ができる、それを目的として無料であると思っています。
中には、第一弾、無料で使えるようにした上で、利益の出る仕組みがあったりするものもあります。
企業がサービスの一環で行っている場合もあるし、スポンサーがついて無料になっているものもあるでしょう。
Microsoft Storeではマイクロソフトの製品ですら、無料で配布されているものもあり、中にはものすごく便利なものもあります。
スマホでもアプリってほとんどタダで手に入るじゃないですか。すごく気軽。
フリーソフトという名前は、私は無料という意味の(フリー)だと思っていて、好き勝手に自由に使えるという意味では捉えていません。
作成者がやめてほしいと言ったら、その行為はやめなければなりませんし、それに違反した時は、罰則が法律で規定されています。
無料で使えるからといって、罰則も軽いだろうと思ったら大間違い、一般的なソフトウェアと同じに考えられます。
誰かが作ったものを自分が作ったと言えば、それは犯罪です。
また、使用は使用者責任です。
これはフリーソフトだけではなく、有料のソフトでもそうなのですが、使って、例えばファイルが消えたとなれば、作成者に文句を言いたくなりませんか?
違うのです。それを選択した使用者に責任があります。
例え誰かに勧められたからといって、入れたソフトのせいでデータが消えてしまっても、使用者の責任です。
パソコンの管理は使用者がしなければならないのです。
特に無料で使ってる場合、それは、無料で使っているのではなく、「使わせてもらっている」なのです。これ、大事です。
有料のソフトであれば、お金を出して購入したのにと言えるのですが、無料のソフトではそれは言えません。

オープンソースソフト

オープンソースソフトはOSSと呼ばれています。

オープンソースとは、プログラムの内容を公開しますというソフトウェアです。
公開されている以上、そのソフトをパソコンで動くように変換すれば誰でも使えるようになるので、実質無料ということになります。
なぜ、このようにプログラムが公開されているかというと、いくつかの理由があります。
自分なりに作ってみたけど、もっと便利になるんじゃないかな?わかる人、もっと便利にしてくださいとか。
こうすればこういうプログラムが動くから、この原理使って何か作ってみては?とか。
自分が作ったソフトは間違いのないものだと思うけど、それ、みんなで検証してくれないですか?とか。
もうこのソフト作るのはやめたんだけど、不具合があったときにこれからも使いたい人が改善できるようにとか。
一人ではできないことをみんなでできるようにするのがオープンソフトの神髄ではないかと思っています。
なので、そのソフトごとの決まりを理解し、守ったうえで、自分なりに活用することが容易なソフトです。
ただ、やはり利用して何かあっても自己責任です。

まとめ

フリーソフトやOSSについて、こういうことしてはダメということを書いてきました。
ただ、使えば便利になることがたくさんあるので、決まりだけちゃんと守って使えば、自己責任ですが、きっと役に立つものです。
話は違うのですが、公共交通機関って利用は自己責任なんですよ、基本は。
だから、バスに乗ったら渋滞してて大事な客先の会議に間に合わないとか、それはその手段を選んだ人の責任なんです。
それと同じ。全部結果は自己責任。でも普通に生きててそんな自己責任に問われるようなことが一生のうちに何回起きるかですよね。
ということでフリーソフトやOSSは便利に使っていいものですが、決まりだけは守ろうということで。

ベンダーもディーラーも販売店も携帯ショップもこういうこと言わないので、私から言っておきます。

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