Excelが使える方という募集広告、募集内容の求人を見るようになってからしばらくたちますが、私の目から見ても未だにその実態がよくわからないです。
そこで、私なりにExcelを使える人という求人をする時のポイントを書きます。
どの関数が使えるといいのか
Excel=関数、だけでは決してないのですが、関数が使えるかどうかを見ればExcelに慣れているかはわかります。
その中でもSUM関数やAVERAGE関数は基本使えてほしい関数ではありますが、それだけでは、SUM関数が使える、それだけになります。
SUMIF関数を使えるかどうかを見れば、SUMIF関数が使えるだけではなく、仕分けしながら集計することがわかる人だと判断できます。
VLOOKUP関数が使える人という募集もたまに見るのですが、VLOOKUP関数を使えれば、2つの一覧表を連携するということがわかるはず、しかし、しかしですね、教科書でVLOOKUP関数を勉強しただけではそれが本当に理解しているかわからないです。ちゃんと使えるかどうか、問題を出題して解いていただいて、関数の使い方として正しいかどうかを見る必要があります。
使い方を見なくても、その関数を使ったことがあるのかを判断できる関数もあります。DSUM関数などのデータベース関数です。これは一覧表の構造や条件をうまく作らないと扱えないので、データベース関数を使える人は並べ替えやフィルタなどの考え方ができる人です。
どの機能が使えるといいのか
実際の業務で使うかどうかわかりませんが、ピボットテーブルの操作はできるどうかは判定した方がいいような気がします。
実はピボットテーブルは、探り探り操作することで、答えにたどり着けるようにできています。
つまり、はじめての操作でも問題なく操作できるかどうかを判断するのにちょうどよいです。
使えるかどうかの試験
しかし、応募者が、できるという言葉だけで、求めているレベルまで使えるかはわかりません。
やはり実際の業務に見合った、模擬実務の問題を出題し、さらにどういう答えをしてくるのか、その答え方は正解だけではなくて、その人らしさが見えるかとか、業務を理解した作り方になっているかなどを審査できる目を持たなければなりません。
せんでん
御社の業務に合わせたExcelやWordの入社試験と採点基準を作成いたします。
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