Excelの使い方は人それぞれで仕事ごとにも全く違うのですが、Excelが使いたいという場合、どこを目指していくかというのはこれも人それぞれです。
Excelを使う目的の違い
Excelを使う目的は大きく分けて二つです。
一つはExcelで大量のデータを分析し、それを見やすい形にまとめるデータ分析作業。これはまさに表計算ソフトであるExcelの得意な分野です。
もう一つはExcelで業務を自動化し、効率的に進めることができるツールを作って運用するということです。
どちらもしている人もいるし、日本ではツールを作成するという使い方をしているケースが多く感じます。
このどちらを目指していくかを明確にし、優先的に学習していくと、もう一方を後で学習する時に、初めに学習した内容が生きてきて効率的な学習ができます。
目的ごとの使い方の違い
このどちらにも関数は使いますし、高度なことをしようと思えばVBAが必要になります。
使う機能は同じなのですが、その使い方がそれぞれ違うので、それをごっちゃに覚えようとすると混乱の元になります。
例えば、ある条件に当てはまった合計を求めるのにSUMIF関数を使いますが、データ分析作業では結果を求めるのにすばやく作業する必要があるので、一つ作った計算式をいかにコピーして使っていくかがポイントになります。
自動化ツールのためのSUMIF関数は、もちろん一つの計算式をコピーできるに越したことはないのですが、後でメンテナンスしやすくなるような計算式の作り方をしたり、関数の中に関数を入れるようなテクニックが必要になってきたりします。
先に書いた通りツールを作成する方が日本では多いような気がしますが、業務のデータをまとめて分析することもビジネスパーソンとしてはかなり重要なことになってくると思います。
まとめ
まずは自分の興味のある所から始めていいと思うので、どういう使い方のExcelを勉強したいか目的を始めに設定した方が勉強しやすいです
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