初心者レベルって?

Excelでよく初心者レベルって?上級者レベルって?言われます。
これ、実際にはなんのことでしょうか?
使ってる本人が私は上級者ですって言ってしまえば上級者ですし、誰かがあなたは初心者ですって言えばその人は初心者になるのでしょうか?
そんなお話を。

評価は誰もできない

答えを先に言います。
初心者なのか上級者なのか、それは誰にもわかりません。

IF関数が使えていれば初心者脱却か、Excel関数すべてを知っていれば上級者なのか、誰も決めることはできないし、過去に誰かが正式に決めたわけでもありません。
英語でならTOEICスコアという絶対的なものがあります。学校の勉強であれば偏差値という基準があります。
パソコン操作は、この部分が得意とか、平均的に得意とかあるので、スコア化できるものでもありません。

MOSの基準

MOSのExcelには2つあります。
MOS ExcelとMOS Excel Specialistです。
MOS Excelは初級のように思われますが、出題される機能や関数の範囲が違うので、両方合わせてExcelのすべてではないですけどある程度の機能と関数を網羅すると私は考えています。
現に簡単にできる関数がMOS Excel Specialistの試験範囲に入っていることもあります。
MOSの価値は、企業に一番知られている資格で、就職に有利であることには間違いありません。MOS Excel Specialistの方が有利になるのも間違いありません。
しかし、本質的には、勉強によってその機能を知る、使い方を想像できるようになるということだと思いますし、そのような勉強をしなければならないと思っています。

一体何が基準になるのか

確かにExcelがすごい人がいます。
話を聞いただけでああ、すごいなあって思える人です。
その人たちは何がすごいのでしょう。
これはそう思う人の感覚次第ではありますが、次のように感じます。

  • 情報を発信している
  • 質問の回答が明確
  • 信頼できる情報

要はその人の発信した情報を見て、より多くの人が信頼できるかどうかです。
ただ、聞く側に興味がなければこれらも無価値になります。
Excelが得意と意気込んで入社しても、周りにExcelを軽視していたり、Excelでの業務改善する意識がなければ空回りになってしまい、Excelに詳しくても詳しくなくてもどっちでもよくなってしまうのです。悲しいです。
でも、そこで腐らずに、会社がダメでも世の中にはExcelを便利に使いたいと思っている人がたくさんいるので、ブログで発信する、Twitterで情報を発信する、知恵袋で答えてみる、ということで価値を見出すこともできます。
収益に繋げたいのであれば、副業でクラウドワーキングしてもいいでしょう。
そのためにも信頼性を上げることは重要です。

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