私の情報に触れている皆さんはExcelに対して少なくとも、より使いこなしたいと思っているのではないでしょうか。それは私自身も現在進行形で同じ気持ちでいます。
どんなふうにより使いこなすようになるかというのは人それぞれですし、置かれている環境やタスクによって変わってくると思います。
そのためにするExcelの勉強は学校の勉強とはちょっと違う気がしています。
もちろん中には本を読んで知識を蓄えるということも必要ですし、実習としてExcelを実際に触ってみることも必要です。そのどちらかがかけてしまうとただ知ってるだけとか、ただ画面を見ることができるだけになってしまう可能性も大いにあります。
私の場合はExcelの教科書も参考書も世の中に無い状態からExcelを使い始めて、Excelに付属されていた300ページぐらいのマニュアル2冊を必要になったら開く、必要になったら開くという繰り返しで覚えてきました。
はじめにやるべき処理があって、それがExcelでできるかどうか試すというところからはじめたのです。もちろんその時にExcelでできない可能性もありました。その時はできないという答えを出すつもりでした。ところがやってみたらできる見込みが立ってしまったのでそのままExcelを使い続けています。
その時にがむしゃらにやっていたので意識してやっていたわけではないのですが、今思い返せば、すべてが自分で体験するということ、それでできないことの調べ方や本当にできないかどうかの判断の仕方を積み重ねていって、最終的にある形になったところで振り返ったところExcelが使えるようになっていたので自信になった、というのが私の勉強法でした。
学生時代に勉強が苦手で、正しい勉強の方法など知らなかったのですが、この体験をして、勉強の楽しさに気づいた気がします。
Excelに限らず、コンピューターの勉強とは、体験して自分の意識と違うところをピックアップしてそれがどう違うのかを修正していくことの繰り返しのような気がします。それは従来のイメージ通りの「お勉強」とは少し離れているような気がします。
体験ということが一番大事で、それは自分のためのレクリエーションのようなものだと思っています。決して嫌なものでも苦しいものでもなく、おそらく楽しいものではないかなと思います。
これからプログラム教育も義務教育の中で行われるということなので、そういった楽しい学習法で身につけてもらえば、将来コンピューターに興味を持つとても優秀な人材が生まれていくのではないでしょうか。
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