MOSの解答方法は様々なルートがあります。
ショートカットキーを駆使して操作してもいいですし、リボンから一つ一つの機能をクリックして設定しても良いのです。
正しい操作であれば、どちらでも正解になります。
しかし、MOSの採点は人間ではなくコンピュータが自動で行います。ここがポイントで、少しの操作ミスが命取りになるかもしれません。
また、あまり時間のかかってしまう操作では回答時間内に収まらないかもしれません。
確実に、そして試験時間内に、解答していくためには、どんな解答方法がいいのでしょうか。
慣れている方とそうではない方ではベストな操作方法は違います。
そこで、ケースごとに問題の解答方法を紹介していきます。
自信がある操作はその方法を採用する
どんな方法でも、操作に自信があって、問題を一目見たときにその操作だと分かった操作はその操作方法を採用しましょう。試験勉強の練習の中で繰り返し操作することによって覚えている操作の手順を増やしていけば、自信のある操作がすぐに思いつくようになります。それが一番確実で早く解答する方法です。
二つの方法のうちどちらの方法で操作したらいいか悩んだら
問題文を見てその操作でいいかどうか悩んだら、まずその操作をしてみます。 うまくいかないときに限り、元に戻すボタンを使い、別の方法でやってみます。元に戻すボタンは、ただ間違えたから元に戻すというように乱用すると、どこまで操作したか分からなくなったり、シートの追加や保存の操作は元に戻すでは操作できなかったりするので、元に戻すボタンを押さなくていいように正確に操作することが大切です。なお、操作に迷って元に戻すボタンを何度も使ってしまった時でどこまで行ったか分からなくなった時はリセットボタンを押すことによってそのプロジェクトを初めの状態に戻すことができますが回答時間は戻ってこないので注意をしながら活用しましょう。
どこにその機能があるかわからなくなったら
問題をみて、その操作がどうやって操作したらいいかわからない時は、2つの方法があります。WordやExcelは、書式や検索に関わることはホームタブ、何かを入れるものは挿入タブ、表示を変えるものは表示タブというようにイメージできるようになっています。
まずその問題が「何をする」問題なのかを考え、 それに当てはまる操作のタブをクリックしリボンの中のボタンを左から順に見て探していきます。
もう一つの方法は、その問題は「どこに」対して行う操作なのかを考えます。そのどこにあたるものを選択してみます。すると、リボンに新しいタブが表示されることがあります。選択しないとリボンに表示されないということを忘れていて、いつまでも操作するものがない、と悩むのはとてももったいないです。また、どこにの部分を選択して、右クリックすると、そこに対して出来ることの一覧が表示されます。この一覧から操作できるものを探すのも有効です。
どちらにしても、この方法は解答時間をたくさん使ってしまうので、1つのタスクあたり1分以上かかるのであれば、その問題を後から解くことにし飛ばすことも必要です。
リボンから操作できるのであればリボンから操作するのが一番確実
問題を見て、どこに何をするのかを読み取り、どこに、の部分を選択して、そのあと機能を操作しますが、その操作はリボンからであれば一番確実です。ほとんどの操作はリボンから行えます。ダイアログ起動ツールは見落としがちになりますが、どうしても操作がわからないときはダイアログ起動ツールでなら操作することができます。
（〇付きの「字」の下にある右下向きの矢印がダイアログ起動ツール）
マウスのクリック操作で操作でき、初心者でも設定したことをより実感できるので確実だと思います。
ショートカットキーは基本的に非推奨
ショートカットキーはパソコン操作をするのにとても簡単に便利なものです。Ctrlキーを押したままCのキーを押せばコピーになるなど、一瞬でその操作ができます。
しかし、初心者にとっては、やりたいところの選択が不十分なまま操作をしてしまうといったことが誘発されます。ちゃんと操作したのに不正解だった、となるのはこのような確実ではない操作をしたことが原因です。
それを防ぐためにもショートカットキーは推奨できません。
しかし、唯一、Ctrlキーを押したままHキーを押す置換の操作は、試験を実施するパソコン雄ディスプレイの大きさによっては、リボンからの操作だとかなり奥のほうにあるので、MOSにおいては覚えておいた方がよいショートカットキーです。Ctrlキーを押したままHで出てくるウィンドウでタブを切り替えれば検索もできます（Wordの左の画面でのナビゲーションウィンドウで検索する問題は別）。
（Ctrlキーを押したままHキーで表示される検索と置換ダイアログボックス。タブで検索と置換が切り替わります）
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