Excelってなにがすごいのでしょうか。
一概には言えないところがありますが、これはすごいという機能がいくつかありますのでシリーズでお伝えできればと。
こんな販売日ごとに売れた車の単価と数量が入った表があります。
全部で10000行あったとしましょう。
さて、それぞれの行の合計額を求めたいとき、電卓で計算するのはどうしますか?
2行目250万円×5、で出した金額をその欄に書き込んで。
次の行もその次の行も。。。一日仕事になってしまいます。
そこで、Excelでは、計の下の箱に次のように入力するのです。
=C2*D2
これは、箱の位置の番号C2とC3の値をかけなさいよという日本語に翻訳できます。
Enterすると、12,500,000という答えが表示されます。
箱の位置ってExcelって縦に数字で、横にアルファベットで番号ついてます。
それの交わったところの箱をA1とかB2とか言ってます。
電卓みたいにE2にかけ算が計算できましたよね。
E2の箱に対して、左隣の箱ともう一つ左隣りの箱の数字をかけ合わせたってことになってるんです。
それは、どれだけ下にいっても変わらない法則ですよね。
ここ、Excelではとっても大事なところです。
さて、3行目も求めてみますか?
いやいや、計算は何回もしてたら電卓作業と同じ、いや電卓よりも効率悪いかも。
Excelは同じ法則の計算式ならば、1回だけ作ればあとは全部コピーできちゃいます。
ではそのコピーの方法は。
E2の計算が求められた箱があります。これをクリックします。
このE2の箱の右下の緑の四角形
これです。
これです!
ここにマウスをしっかり合わせて、慎重に。。。。
ダブルクリックします。
計が10000行すべて求まりました。
Excelは計算式をコピーできるんです。
だからすごいんです。
だから時短ができるんです。
計算式のコピーは、計算式の位置関係の法則をコピーします。
一度にたくさんの範囲に。
以上、Excelのスゴイとこその1でした。
コメント